「48の脳の認知パターン」が私たちの
「仕事のやり方」や「言葉」を左右することをご存知でしたか?
私たちがこの48パターンをどのように使っているかによって、
・何のストレスもなく意思疎通できる相手
・1つのことを伝えるだけでも凄く苦労する相手
という違いが生まれます。
逆に言うと、
自分のパターンを知り、
動かしたい相手のパターンがわかれば・・・
今までとは打って変わり
ストレス無く、相手が自然に動いてくれるように
相手を動かす言葉を使えるようになります。
思った通りに動いてくれない相手はいませんか?
✅「すぐやるように」お願いしたのに、なかなか取り掛からない…
✅ 話し合った通りにやらず、勝手に やり方を変えている…
✅「変化が必要な時代だ」と繰り返し言っているのに、昔のやり方に固執している…
✅ 目指す方向性を示しても、目の前の問題ばかりに目が向いて一向に前進しない…
✅ 仕事の優先順位を決めずいつも細々としたことでパニックになっている部下…
相手が動いてくれないのは、
自分と相手の言葉が違うからかもしれません
1つ目の
✅「すぐやるように」お願いしたのに、なかなか取り掛からない…
について考えてみましょう。
次のようなやり取り、職場でよく見かけませんか?
【例】田中さんと鈴木さんのチームに新しい急ぎの仕事が下りてきました。
【田中さん】「この仕事すぐに着手してくれないか」
【鈴木さん】「よく考えを整理したうえで
取り掛かった方がいいと思いますが…」
【田中さん】「とりあえず動いてもらえないかな」
(内心:鈴木さんやる気あるのかなあ?)
【鈴木さん】「とりあえずですか?ちゃんと方法を考えて
タイミングを見た方がうまくいくと思いますが。」
(内心:田中さんは拙速だなあ。それじゃうまくいかないよ。)
いかがでしょうか?
田中さんと鈴木さんは会話が噛み合わず平行線、
一見、相性が悪いように見えます。
しかし、実は相性が悪いわけでも悪気があるわけでもなく、
「主体性」に関する脳の特徴が違うのです。
田中さんと鈴木さんの場合は、
・田中さんが「主体行動型」
・鈴木さんが「反映分析型」
と2人の「主体性」に関するパターンが異なっているため、
思考や行動の特徴、無意識に話す言葉が違っただけなのです。
田中さんが普段通りの言葉で話をしたので、鈴木さんは
・耳慣れない言葉なので、話がよくわからない。
・思考の傾向が違うので、提案や依頼に合意できない。
・ふだん意識していない言葉を聞いても、やる気が起きない。
つまり、
「伝わらない」「動かない」「やる気が起きない」
という現象が起きました。
普段、あの人は
「おかしい」「間違ってる」「合わない」
と感じる大きな要因の1つは
あなたと相手のこのパターンの違いだったのです。
それでは、どうしたらよいのでしょうか?
相手に合わせて言葉を変えると話がかみ合う
田中さんと鈴木さんのケースで考えてみましょう。
田中さんが上の表の「使う言葉」を参考にして
鈴木さんの「言葉」に着目して話を聞いたら・・・
「よく考える」「タイミングを見る」という言葉から
鈴木さんが「反映分析型」だということが推測できます。
先ほどの田中さんの話を、
鈴木さんのパターンに言葉を合わせると、
会話はこのように変わります。
【例】田中さんが 、鈴木さんの「反映分析型」に合う言葉を使う
田中さん:「この仕事、なるべく早く考えを整理して、取り掛かってくれないか」
鈴木さん:「うまく出来そうな方法を少し考えて、
なるべく早いタイミングで実行します」
田中さんは、「急いでいること」を伝えられ、
鈴木さんは、「すぐ動いて」から「考えてから動いて」
に変わったので抵抗感がありません。
実は、田中さんが鈴木さんに言葉を合わせたことにより、
鈴木さんの中では、
・耳慣れた言葉なので、話が分かりやすい。
・思考の傾向が同じなので、相手の提案や依頼に合意できる。
・やる気スイッチの入る言葉を聞いて、モチベーションが上がる。
ということが無意識に起きました。
つまり、
「伝わる」「動く」「やる気が起きる」
という現象を意識的に起こすことが出来たのです。
ここまで、
✅「すぐやるように」お願いしたのに、なかなか取り掛からない…
という課題について考えてきました。
これを応用することにより、
他の「思った通りに相手が動いてくれない」課題についても、
1.相手に話が伝わるようになる
2.相手の合意を取りやすくなる
3.相手のやる気を引き出せる
など、言葉で影響を与え、動かすことができるようになります。
他のパターンも含め、
8つのパターンについてご紹介する入門講座をご用意しました。
相手の言葉に合わせるだけで勝手に期待通り動き出す
『ことのは』入門講座
1.言葉の特徴から自分と相手を理解することができます。
2.相手の言葉を使うだけで、勝手に期待通りに動くようになります。
3.たった2時間の講座で、明日から言葉の影響力が変わります。
<参加者の声>
✅ 自分がよく使う言葉と、使っていない言葉があることが理解できた。
✅ 自分が普段使っていない言葉を聞いても違和感を感じる一方、
よく使う言葉を聞くとすんなり受け取れました。
✅ 相手が受け取れる言葉を使わないと、
部下もうまく育成できないことに気が付きました。
✅ 相手に合わせて言葉を選べるように訓練したいと思いました。
✅ ターゲット顧客が使う言葉で広告文を書くと
来てほしい顧客が集まるという活用法は興味深い。
<講座の内容>
仕事を進める上で知っておきたい48パターンのうち、
基本となる8つのパターンを扱います。
そのパターンが強い時
1)どのように考えるのか
2)どんな行動を取るのか
3)どんな言葉を使うのか
4)どんな状況でモチベーションが高まるのか
自己理解と他者理解の仕方、
相手を動かす言葉の使い方を学びます。
■ 講座で扱う8つのパターン
- 主体的に行動する
- 考えてから行動に移す
- 目的に向かって進もうとする
- 問題を避けようとする
- 常に別の選択肢を求める
- 既存の方法に従う
- 全体を把握しようとする
- 細かい情報を必要とする
■ プログラム
1.私たちの思考・行動・言葉・やる気に影響を及ぼす「認識スタイル」とは何か?
2.自分の特徴を「認識スタイル」の観点から分析する
3.自分の強みと弱み、人間関係の特徴を理解する
4.異なる特徴を持つ人に響く言葉の使い方
5.「認識スタイル」を様々な分野に活用する
<こんな方に参加をお勧めします>
- コーチ/講師/コンサルタントなど対人支援の仕事をしている
- ライター/マーケターなど言葉で人に影響を与える仕事をしている
- 論理的/科学的に自分や他者の特徴を理解したい
- 言葉の影響力を使って、他者を動機付けしたい
- 多様な人材をマネジメントできる体系的なメソッドが欲しい
<講座開催情報>
【開催方法】
■ オンライン
Zoomビデオ会議システムを使用します。
お申込みいただいた方にアクセス方法をご案内いたします。
【開催日程】
・ご希望の日程のリクエストを受け付けています
【参加費】 無料
【定員】 各回6人
<講師>
河村 庸子(かわむら ようこ)
株式会社コラボプラン 代表取締役
マネジメントの「しくみ」と「人間力」を通じた「部下育成力」向上がミッションです。研修にコーチングやファシリテーションなどの現場OJTを組合せ、
現場への導入や定着まで含めたサービスを中心に活動しています。
新卒で株式会社リクルートに入社し、大規模なシステム・商品開発プロジェクトを経験。
IBMのニューヨーク本部に出向。中国、フィリピンなど海外案件担当後に、
経営企画、事業企画でマネジメントの仕組構築と事業再生の実践を経験。
<資格>
・ iWAMプロフェッショナルズ認定 iWAMマスター
・DiSC認定 インストラクター
・日本交流分析協会認定 交流分析士インストラクター
・米国NLP協会認定 トレーナー・アソシエイト
・米国NLP協会認定 コーチ/チェンジ・エージェント
・チームフロー認定 コーチ
・英国国立レスター大学 MBA
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